幽体離脱と体外離脱に違いはあるの??
幽体離脱といえば、現実の体から霊体が抜け出し、現実世界をさまよう現象。
たとえば事故の衝撃で頭を打って、倒れている自分を空中から眺めているなど、そのような体験談をどこかで聞いたことがあるかもしれません。
では体外離脱はどうでしょうか?
体外離脱も、その意味は基本的に同じで、現実の肉体から霊的な体がスルっと抜け出す現象です。
ではなぜ、同じ意味なのに、体外離脱と幽体離脱という両方の言葉があるのでしょうか?
この記事ではそんな疑問を解決していきたいと思います。
幽体離脱と体外離脱の違いを再定義します
まず、先ほども言いましたが、体外離脱と幽体離脱という言葉の意味は、どちらも同じです。
そしてどちらも、金縛りが原因で発生します。
なので、現象自体に違いはありません。
でも、それだとなんだかモヤモヤしませんか?
もう少しはっきりさせたいですよね?
なのでここでは、体脱歴20年以上の私が、何が違うのかを私なりに再定義したいと思います。
結論はこれです↓
この方がしっくりくると思います。
もう少し言いますと、
というように定義できると思います。
なので、この違いを知っているかいないかで、いざ体験したときに、本人の受け止め方がまるで違ってきます。
例えばある日の晩、すごく疲れている状態で金縛りにあってしまい、そのまま幽体離脱した場合、本人はすごく神秘的な体験をしたと感じるかもしれません。
「私は死後の世界を見た!だって肉体から霊体が抜け出たんだもん!はっきり感じたし!」みたいな感じです。
ただ抜け出ただけでなく、空を飛んで幽体で行動できてしまうので、その人にとって驚きの連続になります。
壁をすり抜けて知人の家を訪ねることもできますし、自分自身の肉体の感覚もしっかりあります。
コンビニに行けばレジに店員もいます。
並んでる一般客もいるかもしれません。
こんなリアルな世界を幽体離脱で感じてしまうと、霊体の存在を確信してもおかしくないと思います。
それに対して、体外離脱で意図的に離脱した場合はどうでしょうか。
最初のほうで言いましたは、体外離脱も、幽体離脱と同じように金縛りが原因で発生します。
しかし、幽体離脱と違って本人はその後に体外離脱できることが分かっています。
なぜなら意図的に離脱しようとしているからです。
離脱後、目に見える世界はリアルですし、幽体離脱とおなじように五感もすべてあります。
ひとつだけ違うのは、その世界が脳内で再現された世界であると知っているということ、その違いです。
つまり、知っているかいないかで、現象の受け止め方に大きな差が生まれるのです。
どちらもただの脳内現象なの?
これに関しては個人の判断になります。
この記事を読んでいるあなた自身で実際に体験してみて、そこの答えを探すのもいいと思います。
私自身は、体外離脱を、夢と同じような脳内現象と思っていますが、「脳は宇宙」というのもひとつの真実です。
なので、体外離脱の世界も、この世界であり、結局この宇宙のできごとのひとつであると思っています。
この現象を科学的に研究したロバートモンロー氏によると、現実世界とリンクしたという報告もあります。
まとめ
ここでは私の個人的な意見記事となっていますが、この方がスッキリしませんか。
しなかったらすみません・・・。
体外離脱と幽体離脱は基本的には同じ現象です。
唯一の違いは、意図的に起こすか、偶然起きるかのどちらかです。
どちらを体験するにしても、根本的には同じ原理で離脱が発動しているだけの話です。
ただ1つだけ確かなことは、どちらも「脳」という神秘的な旅をしているということです。
未だ不明な点が多い脳の研究において、自分の意識を保ったまま脳内を旅することができるのは、これからの時代、多くの可能性を秘めていると私は思っています。
なのでもしあなたが、この分野に少しでも興味があるのであれば、ここで定義する「体外離脱」を体験してみることをおすすめします。